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④洗いすぎが菌のバリアを壊すって本当?

毎日しっかり洗っているのに、なんとなく気になるにおいやかゆみ。
その原因、実は“洗いすぎ”かもしれません。

デリケートゾーンは、私たちの体の中でもとても繊細な部分です。
外から見えないけれど、膣の中には「膣内フローラ」と呼ばれる常在菌のバランスがあり、善玉菌(主に乳酸菌)がその環境を守っています。
この菌たちは、膣内を弱酸性に保ち、有害な菌の侵入や増殖を防ぐ“バリア”のような役割を担っています。

ところが、ニオイや汚れが気になって強い洗浄力のある石けんでゴシゴシ洗ったり、膣の中まで洗い流すようなケアを続けてしまうと…
本来必要な菌まで洗い流してしまい、バリア機能が低下してしまうことがあるのです。

そうなると、かえって菌バランスが乱れ、においやかゆみの原因となることも。
「清潔にしよう」と思っていた行動が、結果的にデリケートゾーンにとっては負担になってしまっている場合があります。

だからこそ大切なのは、“守るべきものを守るケア”。
やさしい洗浄成分で、pHバランスを崩さないように配慮しながら、常在菌の働きを妨げない洗い方を選ぶことが、デリケートゾーンにとっての本当の“清潔”につながります。

私たちの体の自然な力を信じて、“ととのえるケア”をはじめてみませんか?