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更年期女性のためのフェムケア完全ガイド
デリケートゾーンの正しい洗い方とケアの注意点
更年期の女性に多いデリケートゾーンの悩み。今まで通り洗っているのに違和感が出る理由と、医師も推奨するフェムケアの基本、デリケートゾーンの正しい洗い方と注意点をわかりやすく解説します。
「ちゃんと洗っているのに不快…」と感じたら
更年期を迎えた女性の多くが、
「毎日きちんと洗っているのに、なんとなくスッキリしない」
「デリケートゾーンに違和感や乾燥、かゆみを感じるようになった」
といった悩みを抱えています。
これまでと同じ洗い方、同じケアを続けているのに、突然不調を感じると不安になりますよね。
しかし、その違和感は年齢や体の変化による自然なサインであることがほとんどです。
本ジャーナルでは、更年期女性の体に起きている変化を踏まえながら、
デリケートゾーンを守るための正しいフェムケアと洗い方、注意点を詳しく解説します。
更年期にフェムケアが必要になる理由
女性ホルモンの低下がデリケートゾーンに与える影響
更年期は、女性ホルモン(特にエストロゲン)の分泌が大きく低下する時期です。
この変化は、肌や髪だけでなく、デリケートゾーンの粘膜や皮膚環境にも影響を与えます。
具体的には、
- 潤いの減少による乾燥
- 皮膚や粘膜が薄くなる
- バリア機能の低下
- 雑菌の影響を受けやすくなる
といった変化が起こりやすくなります。
その結果、かゆみ・ヒリヒリ感・におい・痛みなどのトラブルを感じる女性が増えていきます。
「洗いすぎ」がトラブルを招くことも
不快感を解消しようとして、
- ゴシゴシ洗う
- 洗浄力の強いボディソープを使う
- 1日に何度も洗う
といったケアをしてしまう方も少なくありません。
しかし、更年期のデリケートゾーンはとても敏感な状態。
洗いすぎは必要な皮脂や常在菌まで洗い流してしまい、かえって症状を悪化させる原因になります。
フェムケアでは、「清潔にする」だけでなく、
「守る」「保つ」視点がとても大切なのです。
更年期女性のための正しいデリケートゾーンの洗い方
基本は「やさしく・必要最低限」
更年期世代のフェムケアで意識したい洗い方の基本は次の通りです。
① 洗うのは外側だけ
デリケートゾーンの洗浄は、外陰部(外側)だけで十分です。
正常な膣の中は自浄作用があるため、洗う必要はありません。
② たっぷり泡で包むように洗う
手でよく泡立て、
こすらず、押すようにやさしく洗うのがポイントです。
④ ぬるま湯ですすぐ
最後にぬるま湯で流します。
フェムケアソープ選びのポイント
更年期のデリケートゾーンには、専用のフェムケアソープを使うのがおすすめです。
選ぶ際は、以下の点をチェックしましょう。
- 弱酸性であること
- 刺激の少ない洗浄成分
- 保湿成分が配合されている
- 香料や添加物は避ける
近年は、乳酸菌やヒアルロン酸など、
デリケートゾーンの環境を整える成分が配合された製品も増えています。
洗い方以外に大切なフェムケア習慣
下着・生活習慣の見直し
フェムケアは洗浄だけで完結しません。
- 通気性のよい下着を選ぶ
- ムレやすい環境を避ける
- 長時間の締め付けを控える
といった日常の工夫も、トラブル予防に役立ちます。
保湿ケアを取り入れる
乾燥が気になる場合は、
フェムゾーン専用の保湿クリームやオイルを取り入れるのも一つの方法です。
顔のスキンケアと同じように、
デリケートゾーンも「洗う+保湿」のケアが重要です。
こんな症状がある場合は医療機関へ
セルフケアで改善しない場合や、
- 強い痛み
- 出血
- かゆみが続く
- 性交時の痛み
などがある場合は、婦人科やクリニックでの相談をおすすめします。
更年期のデリケートゾーンの悩みは、
決して珍しいものではありません。
専門医に相談することで、適切な治療やアドバイスを受けることができます。
まとめ|更年期こそ「守るフェムケア」を
更年期は、女性の体が大きく変化する時期。
デリケートゾーンのケアも、これまでと同じ方法では合わなくなることがあります。
大切なのは、
- 洗いすぎない
- やさしく洗う
- 保湿と環境を整える
という基本を意識すること。
自分の体の変化に寄り添いながら、
無理のないフェムケアを続けていくことが、快適な毎日につながります。
※ 更年期に乾燥については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 更年期の女性に多いデリケートゾーンの乾燥とは
(https://pono-pono.co.jp/journal/journal-41/)


