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「デリケートゾーンソープ」は、なぜ弱酸性がいいの?
「弱酸性のソープは肌にやさしい」――
この言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。
けれど、“なぜ弱酸性が良いのか”を説明できる人は意外と少ないものです。
実は、この「弱酸性」という条件こそが、デリケートゾーンを守るうえで最も大切なポイントです。
【人の肌と膣のpHは「弱酸性」】
私たちの肌は、外部の刺激や雑菌から身を守るために、表面を弱酸性(pH4.5~6)に保っています。
この酸性の皮膜が、雑菌の繁殖を抑える“天然のバリア”として機能しています。
特にデリケートゾーン(外陰部~膣周辺)は皮膚ではなく「粘膜」に近い性質を持つため、角層が薄く、アルカリ性の刺激にとても敏感です。
膣内のpHはさらに低く、約3.8~4.5の弱酸性。
この環境をつくっているのが「乳酸菌(ラクトバチルス)」です。
乳酸菌は糖を分解して乳酸をつくり、膣を酸性に保ちながら悪玉菌の増殖を防いでいます。
【アルカリ性ソープが引き起こす“乱れ”】
一方で、一般的なボディソープや石けんの多くはアルカリ性(pH8~10前後)です。
アルカリ性の洗浄剤は汚れを落とす力が強い反面、デリケートゾーンに必要な「皮脂」や「乳酸菌」までも洗い流してしまいます。
結果として、
・膣内のpHバランスが崩れる
・乳酸菌が減って雑菌が繁殖しやすくなる
・においやかゆみ、乾燥が起こりやすくなる
という悪循環に。
「清潔にしたつもり」が、実は“菌のバリア”を壊していることもあるのです。
【粘膜に使う洗浄剤の考え方】
デリケートゾーンは皮膚ではなく“粘膜”に近い構造です。
口の中や目と同じように、刺激にとても敏感。
そのため、洗浄力よりも「pH・保湿・刺激レス」の設計が求められます。
理想的なのは、
・pH4~5程度の弱酸性であること
・防腐剤・香料・着色料などの刺激成分が含まれていないこと
・乳酸菌環境を壊さない処方であること
そして、私たちは実際に「粘膜テスト」を行い、その安全性を確認しています。
膣での刺激テストはもちろん、もっと分かりやすい例として「目に入った場合の刺激性」も検証しています。
結論から言うと――目に入れてもしみないほどのやさしさ。
それほどまでに粘膜に配慮した設計になっています。
【菌と共に整う洗浄という新発想】
ポノポノ(Pono-Pono)の「Bioデリウォッシュ」は、生きた乳酸菌をそのまま配合した日本初のデリケートゾーンソープ。
防腐剤を使わず、粉末のまま“休眠状態”で菌を守り、使用時に水と出会うことで乳酸菌が再び目を覚まします。
乳酸菌がつくる弱酸性の力で、膣本来の環境を乱さずに、やさしく汚れだけを落とす。
“洗う”ではなく、“整える”。
それが、粘膜を守るための新しいフェムケアです。
すると、雑菌が増えやすくなり、においやかゆみ、乾燥トラブルが起こりやすくなるのです。
一時的に「いい香り」でごまかしても、根本の環境は悪化してしまう――
それが“香り頼みのケア”の落とし穴です。
本当に必要なのは、菌と共に整うケア。
ポノポノ(Pono-Pono)の「Bioデリウォッシュ」は、防腐剤や香料を使わず、
生きた乳酸菌が膣内フローラをサポートする“無香料のデリケートゾーンソープ”。
香りではなく、菌のチカラで清潔と健やかさを守ります。
“香りで隠す”ではなく、“菌で整える”。
それが、これからの時代のデリケートゾーンソープの選び方です。


