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「乳酸菌配合」と書かれたデリケートゾーンソープ、信じて大丈夫?

最近は「乳酸菌配合」をうたうデリケートゾーンソープが増えています。
けれども、その“乳酸菌”が本当に生きているか、意識したことはありますか?

実は、市販の多くのフェムケアソープに入っているのは死菌や乳酸菌エキスです。
防腐剤や香料が入った液体の中では、乳酸菌は生きていられません。
雑菌が繁殖できない環境というのは、裏を返せば“乳酸菌も生きられない”環境でもあるのです。

展示会などで説明すると、「たしかに防腐剤があるのに菌が生きられるわけないですよね」と多くの方が納得されます。
ですが、その事実を知る人はまだ少なく、メーカーも“死菌配合”とわざわざ明記しないため、消費者が見抜けない構造になっています。
「乳酸菌が入っている=膣にやさしい」ではありません。
本当に大切なのは、菌が生きられる処方設計かどうかです。

生きた乳酸菌を製品に入れるには、菌が活動できる環境づくりが必要です。
そのため「Bioデリウォッシュ」は、あえて液体ではなくパウダーにしています。
水がなければ雑菌も繁殖しないため、防腐剤を使う必要がないのです。

さらに、一包ずつアルミパウチにしているのは、酸素・湿気・光から菌を守るため。
「ゴミが増える」という声もありますが、乳酸菌を“生きたまま届ける”には、
この個包装が欠かせません。

私たちのケアは、即効性はありません。
畑に種をまき、水をやり、ゆっくり育てていくように、
乳酸菌が住みやすい環境を育てるケアです。

だからこそ、Bioデリウォッシュは洗浄力もやさしく設計しています。
「汚れを落とす」よりも、「菌と共に整う」ために。

フェムケアソープを選ぶときは、香りや泡立ちよりも――
“菌が生きられる環境かどうか”。
そこに、本当のやさしさが隠れています。